4月の本棚
「やなせたかし-人生は喜ばせごっこ-」
大人気キャラクター「アンパンマン」や国民的唱歌「てのひらを太陽に」の父、やなせたかし。
幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験し、作品がブレイクしたのは70歳手前と、その人生は必ずしも順風満帆ではなかったといいます。
やなせは、アンパンマンをはじめとする多くの作品・創作活動を通して、自らが考える正義を伝え続けました。
やなせにとって「本当の正義」とは、ミサイルや爆弾を落として敵を倒したり、戦争したりすることではなく、まず目の前の飢えた人に食べ物を与え、ひもじい子どもを助けることだそうです。
そんなやなせの作品をもう一度手に取ってみませんか。
場所:中央書架
「やなせたかしー人生は喜ばせごっこー」一覧(pdf 85 KB)
掲載日 令和7年4月1日